鎌倉四季の花 (井上誠一) ( 十二月 )

鎌倉四季の花( 十二月 )  【椿=つばき】

(写真:武士俣 光也)

覚園寺境内の椿

【覚園寺境内の椿】

覚園寺へ向かう民家の生垣

【覚園寺へ向かう民家の生垣 】

鎌倉宮近郊の椿のフェンス

【 鎌倉宮近郊の椿のフェンス 】

十二月に入っても鎌倉は暖かい日が多いようです。路地の家々にはサザンカの花が咲いています。椿の花もふくらんできました。梅の蕾も心持大きくなってきました。

正月を控え八幡宮や鎌倉宮の神社では社殿の清掃を始めています。八幡宮は源頼義が源氏の氏神を京都山城の石清水八幡宮から分霊し鎌倉の由比ケ浜に勧請したのが始まりで元八幡として現在もあります。

源頼朝が治承四年(一一八〇)鎌倉に立ち寄り元八幡を小林郷北山に遷し鶴岡八幡宮新宮若宮としました。明治時代の初めまで五重塔や鐘楼などがあり八幡宮寺と呼んでいました。やがて初詣りの賑わいも近づいて来ます。

「鎌倉四季の花」月めくり

井上 誠一 プロフィール

井上誠一(いのうえ せいいち)。神奈川歴史研究会 前会長。
昭和9年横浜生まれ。明治大学商学部卒。平成4年日本冶金工業(株)を定年退職。
平成元年神奈川歴史研究会に入会、平成13年会長に就任。
平成28年逝去されるまで、当会会長を務められました。
昭和58年鎌倉に在住以来、中世都市鎌倉を愛し学び、
永年ボランティアガイドとして活躍されました。